早期退職希望の独身女性、銀行から勧められた金融商品について聞きたい
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、ご主人様が来月退職される55歳の女性です。
来月にご主人様が退職するので、
退職金も含めてお金のことを優先して考える必要があることに気づきながらも、
親の介護など日常に追われていたのでそのままになっていたことを相談されたいと訪れたK様。
買い替えした家のローンが2400万円残っていて、73歳まで支払いがあるため、
退職金で支払う方がいいのか、
それとも年金形式で退職金を受け取る方がいいのかについても、意見を聞きたいとのこと。
退職後の再雇用の条件は年収500万円~600万円。
その金額でローンも含む基礎生活費を賄うことができる算段なので、
ローンは一括で支払うのではなく、コツコツ払い続けることをアドバイス。
ローンの借入金利が0.4%前後と低金利であることと、
これから人口が減ってお住まいの地域の不動産の価値減少が予測されることを踏まえると、
明らかに資産として価値が減少するところに率先して資産を投入すること(退職金を使っての繰り上げ返済をすること)は得策ではないという見方に賛同いただきました。
そこで、将来遺族年金になった際の生活と日々の充実を図りたいとのご意向が確認できたので、
それらを実現できるマネープランを案内させていただきました。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
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