管理組合の業務と管理委託


では、どうすれば大切な修繕積立金を守れるのでしょうか
私の答えはシンプルです
本当に責任をもって監理できる監理会社、そして工事の内容をきちんと把握できるマンション管理士に、監理業務を依頼することです
マンション管理士は国家資格であり、管理会社からも工事業者からも独立した中立の立場で、見積もりの妥当性や工事の進め方をチェックできます
私自身も、業者の見積もりが妥当かどうかを厳しく確認し、大切な修繕積立金の無駄遣いを防ぐことを仕事の柱にしています
誰の利害からも自由な「外の目」を入れること、これがリベートに対する一番の抑止力になります
もう一つの備えが、お金の流れの「見える化」です
私はいつも、長期修繕計画は勘と根性ちゃいます、数字で先の先まで見えますよ、と皆さんにお伝えしています
長期修繕計画とは、今後数十年間に必要な修繕工事の時期・項目・費用を洗い出し、修繕積立金の収支を見通すための計画のことです
あわせて、過去の工事の記録を整理しておくことも大切です
私は、昔の図面や報告書、見積書などを探し出してマンションの「カルテ」を作り直す修繕履歴の調査を重視しています
過去にいくらで何をやったかが分かっていれば、次の工事の見積もりが高いか安いかを判断する物差しになるからです
私の事務所では、国土交通省のガイドラインを上回る60年間の長期修繕計画をエクセルで作成し、修繕積立金と工事費用の収支をグラフで確認できる形でお渡ししています
お金の流れが数字で見えていれば、不自然な工事費の膨らみにも早い段階で気づくことができます
リベート問題は、遠いどこかの話ではなく、皆さんのマンションの足元で起きているかもしれない話です
兵庫県西宮市の宇野俊明マンション管理士事務所では、京阪神地区を中心に、大規模修繕の監理や長期修繕計画づくりのご相談をお受けしています
「うちの工事、ほんまに大丈夫かな」と少しでも感じたら、手遅れになる前に、まずはお気軽にご相談ください https://www.toshi-uno.com/
まとめ
リベートは、お金の流れを「見える化」し、中立の専門家の目を入れることで防げるものだと私は考えています。
住人の皆さんが積み立てた大切なお金を、住人の皆さんの手に取り戻しましょう。
・大規模修繕の見積もりが適正か判断できない
・管理会社任せの工事の進め方に疑問を感じている
・修繕積立金の値上げや収支の見通しに不安がある
このようなことでお困りの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。


