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『住宅ローン金利の大切さ』について

鳥海淳

鳥海淳

テーマ:住宅ローン、変動金利

おはようございます。

今回は住宅ローンの金利の大切さについてお伝えさせて頂きます。

皆さんは住宅購入の際に住宅ローンの利用を検討されていると思います。

その、住宅ローンですがご承知のように大きく分けて2つのタイプがあります。

それは、固定金利と変動金利。

つまり、住宅ローンの返済期間中毎月の返済額が一定なのが固定金利

逆に、返済期間中に毎月の返済額が一定期間毎に変わる可能性があるのが変動金利

そして、多くの方は『もし住宅ローンを利用するならどちら?』というアンケートでは

金利の低い変動金利の利用を検討されている方が多いという結果が出ています。

それは当然と思います。

『マイホームの購入』は人生で最初で最後の大きな買物とも言われてるぐらいですから。

いずれにせよ、住宅購入は金額も高額になりますし、期間も長期になりますので

少しでも負担の低いローンを選びたいですよね。

これまで住宅ローンは固定金利、変動金利のどちらを選択しますか?

という質問には皆さんは『〇〇金利』と選択されていましたが

では、固定金利あるいは変動金利ならどの金融機関を選択しますか?

という質問された場合はどうでしょうか?

一般的には住宅ローンの金利は固定金利よりも変動金利が低く設定されている事は

皆さんもご存じかと思います。

つまり、固定金利と変動金利を比べるのではなく、

固定金利、あるいは変動金利ならどの金融機関?

というように同じ金利タイプの中での比較です。

例えば

融資金額3,000万円、借入金利2%、借入期間35年の固定金利で借りた場合

総支配額は約4,840万円

では、借入金利が2%だとどうなるかというと

総支払額は約4,170万円

借入金利が1%変化するだけで約670万円も変わってきます。

毎月の返済額すると約15,000円変わってきます。

この15,000円という金額を高いか?低いか?の判断は皆さん次第なのですが

つまり、上記の例で言えば金利が1%変化するだけで約670万円変化するという事は

0.1%変化するだけで約67万円変化してくるのです。

皆さんは日常生活で0.1%の変化という事を気にされた事がありますか?

例えばコンビニで500mlのペットボトルのお茶を買おうとした時に

あるメーカーのお茶が『10%増量』となっていればそのお茶を手に取るかもしれませんが

仮に『0.1%増量』となっていれば手にとりますか?

たいていの場合は取らないと思います。

普段の日常では何気ない『0.1%』と言えば大したことない数字ですが、

私自身、住宅ローンに関しての『0.1%』というのは見逃せない数字だと思っています。

今回は借入金利を3%と2%で比較してお伝えさせて頂きましたが

実際、変動金利の適用金利はもう少し低い数字になるので、『0.1%』といっても

『67万円』より低い金額になると思いますが、住宅ローンを利用する際には

この『0.1%』という数字にも気にされてみてはどうでしょうか?


住宅ローンの利用のあたっては高額でかつ長期間の利用になりますので

返済計画については決して無理しないようにして、

幸せなマイホーム生活を過ごせるようにして下さい。

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鳥海淳
専門家

鳥海淳(ファイナンシャル・プランナー)

FP Wealth Partner

住宅資金を専門にする独立系ファイナンシャル・プランナーとして、住宅購入に関するお金の悩みに応えます。家計やライフスタイルに合ったライフプラン作成により、適正な予算を導き、住宅ローン選びまでサポート。

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