ビジネスとTOEIC(9)：outbound logistics & supply chain management

2009年11月17日公開 / 2014年8月1日更新

ビジネスとTOEIC(9)：outbound logistics & supply chain management

利益(profit)=price(価格)-cost(原価)

前回は、上式の右辺 cost を決める要素として、直接費(primary activities) のoperations を紹介しました。
今回は、primary activities の outband logistics を考えてみたいと思います。
Outbound logistics は次のように定義されています。
Outband logistics are the activities required to get the finished product to the customer, including warehousing, order fulfillment,etc.
外向きの輸送というのは、最終製品を顧客に届けること、それには、倉庫管理や受注管理も含まれます。

工場は作った製品を市場(market)に送り出すのがしごとです。市場の要求にこたえて、迅速にものを倉庫からだし、トラックに載せ、必要としているところに運ぶ必要があります。
ここで重要なのが生産管理(product management)です。どの製品を、どれだけの量を、いつまでに作っておくのかを管理しなければなりません。もちろん、その量に合わせての発送方法も考えなければならないでしょう。トラックを使うのか、電車を使うのか、飛行機あるいは、船を使うのか? 海外へ発送する場合は税関の手続きも考慮しなければなりません。あるいは、顧客にサンプルを届けるのか?取扱い方法は？保存・保管の使用は?あるいは、倉庫の費用は? などなど考え出したらきりがないことになります。
大量生産の場合のは特に注意をしたいものです。

ここでサプライチェインマネージメント (Supply Chain Management :SCM)を紹介したいと思います。これは、受発注・原材料調達・在庫管理・配送の一連の流れを情報技術(information technology)を駆使して統合管理し企業の経営合理化をはかる手法です。製品に対して、原料(raw material)を川上、顧客がいる市場を川下と言います。
注文の量に応じて、供給される原料をコントロールしましょう、とういうことです。
そこで考えなくてはいけないのは、
場所(location)
生産(production)
在庫（inventory)
輸送(transportation)
ということになります。いずれお話しすることになると思いますが、在庫を抱えすぎるということは、社会の要求に合ったものを作っていないことになります。
また、情報技術(IYT)の進歩によりSCMを上手に稼働させている会社もあります。

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福田　治 MBA & MSc -ここだけイギリスおしゃべり王国-
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