華麗なるウィーンの音色3&ランチパーティ 2025/02/11
ビジネスとTOEIC(5):brand & vicious circle
利益(profit)=price(価格)-cost(原価)
前回は、上式の右辺 price はマーケティングの4Pのうちの一つだと紹介しました。
4Pとは
price(価格)
products(製品)
place(流通)
promotion(販売促進)
企業は自分のところの製品を高く売って(premium price)、その製品をできるだけ安く(cost down)して、利益(profit)を大きくすること(gain profit margin)を考えています。その中でかなり有効な方法がブランド(brand)戦略(strategy)ということになります。これは、上記4Pの中のプロモーションの一部と位置づける会社もいれば、ブランド力こそすべてと考えて、大きな一部門(section, division)になることがあります。
ブランドとは?
日本的にいうなれば、「のれん」でしょうね。
歴史、信頼、そして、安心感 を生み出すものではないでしょうか?
同じ機能のものをいかに高く売ることができるのか?
に頭を使うのは積極的(active, challenging)だと思います。
一度安い値段・売価をつけられてしまうと、後々大変です。
たとえば、Sony です。どうしてひときわ高い価格をつけられるのでしょうか?値崩れもしません。やはり、ブランド力が強いからと思えます。海外におけるソニーのブランド力は絶大です。日本の比ではありません。ソニー製品を持っていることで、その所有者は自尊心を満足させているのです。
一方で、ユニクロです。低価格の代名詞として日本では有名ですが、海外ではそのブランド力は力をつけてきています。決して安いブランドしては認識されていません。国内に目を向けてみると、ユニクロに引っ張られて、大手の流通が低価格戦略を打ち出しました。イオン・ダイエー・イトーヨーカドー・セイユウ。
いちばん最初の式を見てもらえばわかると思いますが、低価格(low price)でうると、利益(profit)が少なくなります。結果、体力がないところから潰れていくことになります。結果は、いかに?
もう一つ、安売りには問題があります。安く売ってしまっているというマイナスのイメージです。これは現場の人が、お客さんと接している人の士気(morale)が下がるということです。安価なものは数を多く売らなければなりません。薄利多売(low-margin high-turnover) となります。薄利多売で勝負する(slash prices and compete on volume)
悪循環(vicious circle)に陥らないようにしないといけません。
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福田 治 MBA & MSc -ここだけイギリス おしゃべり王国-
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