華麗なるウィーンの音色3&ランチパーティ 2025/02/11
【TOEFLなどでエッセイ・小論文を書きたい人に、ぜひ読んでもらいたい一冊】
植田一三、「コンピュータ版TOEFL TESTライティング完全攻略」、明日香出版社
これは、私にエッセイの書き方を教えてくれた本です。
エンジニアであった私がTOEFLで CBTで250を取れたのは、この本のおかげです。
日本語でも、読書感想文を書くのに苦労していた、私がトフルのエッセイで点を取れるようになりました。
英語が書けるようになると、英語が読めるようになり、見る見るうちに点が上がっていきました。
なぜか?
日本語では英作文の授業はほとんどの人が受けたことがありません。
作文の時間でさえも小学校、中学校の時に教えてもらったことを覚えていません。
大学受験で、小論文を書かされたではないか?という人がいるかもしれませんが、それは、文系の人が必要な技術であり、理系の私にはまったく不要なスキルでした。
大学院で論文は読むようになりましたが、説得力のある本文を書いている人は少なかったと思います。
発表するべきところがあったでしょうか?
高校生のとき、英語の弁論大会に出る機会をいただきましたが、その添削でいかほど手間取ったか?あれ以来、英語の文章を書くことにためらいが生じました。結果、その弁論大会は不調におわり、やれやれという感じしかなかったのです。自分の言葉ではなく、人の言葉になってしまい、自分の気持ちを出すというよりは暗唱をしていた気がします。
理系独特の癖かもしれませんが、高校時代の、国語の現代文が全く読めなかった、理解できなかった、あるいは、構成がわからなかったということが挙げられます。
クイーンズの生徒さんも先日悩みを打ち明けてくれたのですが、現代文が全く分からないと。ポイントは、木をみて森を見ずにあります。つまり、質問文の前後だけを読んで問題を解こうとしているために、筆者が言わんとしていることの中からの設問部分の意味づけがわかっていないことになります。ここがわかるようになると、全体が見えてきます。
逆に言うと、きを見てさらに森を見させるような見かたの文章が書けるようになるのです。
上記3つの理由を挙げましたが、文章の書き方を通して、文章の構成方法を知るいい本にめぐり逢えたと思っています。ぜひ、読んでみてください。エッセイを書きたい人、あるいは、小論文を書きたい人にお勧めの本です。くどいですが、書き方を覚えることによって、読み方が理解できるようになります。
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福田 治 MBA & MSc -ここだけイギリス おしゃべり王国-
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