ビジネスとTOEIC(3)

ビジネスとTOEIC(3)

利益(profit)=price(価格)-cost(原価)

右辺の price(価格）の決定要因を改めて考えてみたいと思います。
昨日は、
新規参入業者(new entry)
顧客(customer)
代替品(substitute)
供給業者（supplyer)
と
競合他社(rivalry)
という企業を直接取り巻く環境(ミクロ)を考えてみましたが、
もう少し視点を広げて(マクロ)な環境を見てみたいと思います。
頭文字でPESTEL です。
P: politics(政治的)
E: economy(経済的)
S: social(社会的)
T: technology（技術的）
E: environment（環境的）
L: legal（法律的）

これは、個人の努力では変更できない、あるいは、抵抗しようのない考え方です。
たとえば、TOEIC これは、ここ20年の話です。それまでは英検が重視されてきました。
しかしながら、TOEICという英語のテストで点を持っていることが、
高校生にとっては、大学受験において有利に働くようです。（一般推薦、自己推薦等）
大学生にとっては、就職条件になってきましたし、
社会人の方には、昇進の条件になってきました。
しかしながら、通訳の試験においては、英検1級を持っているということは英語の試験を免除される要件にもなっているようです。


つまり、時代時代に合わせてPESTELは変化しています。
その変化に合わせて、価格を変更していく必要もあるのです。
任天堂のWii も値段を下げました。これも、PESTELが変化したからです。
新聞にもPESTEL 別に書かれています。
時代を読み解くというのは、PESTELをいかに理解し、将来のPESTELを予想できる方言うことになるのかもしれません。

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福田　治 MBA & MSc -ここだけイギリス おしゃべり王国-
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