自分だけの家具を造作してみませんか
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
熱源というとガスコンロとか暖房機など火や明らかに熱が出ているものを
想像しがちですが、人からも熱が出ています。
前者のように温度変化やエネルギーの変化がはっきりわかるものを顕熱(けんねつ)
後者を潜熱(せんねつ)といいます。
例えば狭い部屋に多くの人が集まると室温が上がったり、息苦しくなるのは
そのためです。
この潜熱を住宅の間取り検討の際に考慮する必要が出てきています。
高断熱の住宅は外気温の影響を内部に及ぼしにくいのはよくご存じだと思いますが
室内の温度も外に出しにくくなります。そのおかげでエアコンなどで室温を下げた
場合、その温度を維持しやすくなります。
そのため、高断熱の住宅は潜熱や窓からの日射により室温があがりやすくなります。
冬は暖かいのですが夏は対策が必要です。
ご家族が多い、リビングに家族が集まることが多いなど、室内に人が多い場合は
潜熱が多く発生するので室温が上がりやすくなります。通風計画や空調計画を含めて、潜熱が発生することも考慮しておかなくてはいけません。
また、照明器具やパソコンなどからも熱が発生します。
照明計画や在宅ワークスペースでも排熱対策が重要になります。



