マンションリノベーションのご紹介。
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
サイエンスホームの建物は天然の木材を住宅で使用する木材の約80%に
採用しています。
構造上強度が必要な部分に集成材や合板を使う必要がありますので100%は
難しい状況ではあります。
天然の木材を使いますので、柱一本いっぽんの木目が違います。もちろん、節も
あります。
以前は節は欠点といわれていました。
神社や寺院では柾目といわれている節のない木材を目にするはずです。
四方柾は柱4面に節が無く、木から一本の柱しか取れず。貴重で高価なものです。
なぜ、これが貴重であったかというと自然でないからです。
節のない柱は小さなころから、人間が手を加え、枝を払いながら何年も手をかけて
生み出されます。
江戸時代などは周りは自然のものばかりです。その中で人工物、人間が時間をかけて作り出されるので貴重でした。
今はどうでしょうか。
アルミサッシ、クロス、外壁など人工物が身の回りに多くあります。
その環境の中で天然で自然のもの。1本いっぽんが違うからこそ、個性であり貴重だと
思いませんか。
しかも、時間をかけて自分たちの生活次第で変化していきます。
お引渡しの時が最上ではなく、30年後に思いもかけない姿を見せてくれるかもしれません。



