おかげさまで13年目を迎えることができました。
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
築20年以上のマンションフルリノベーションです。
築年数も長く、劣化が進んでいるため、設備、配管も届く範囲で
更新しました。

今回の一番のポイントはバリアフリーです。
玄関から各部屋は段差無しの床で統一しました。
水廻りだけは配管の位置が高いため段差が残りました。


これはマンションフルリノベーション工事の注意点の一つです。
マンションは1階から屋上まで給排水管が1本つながっています。
そこから各部屋に分岐して引き込んでいます。
この引き込みの位置の高さは図面には記載がないことがほとんどです。
この高さ5センチ違うだけで床の高さが大きく変わります。
そのため、完全バリアフリーをご希望の場合は事前に一部解体をするか
解体後、プラン修正のお時間を頂くことがあります。
また、天井高さの確認も必要です。
床が上がってきますので、天井高さが低くなります。
現状の天井高さを確認し、床が上がることで圧迫感が出ないかも
重要なポイントです。

段差があるよりバリアフリーのほうが圧倒的に生活しやすいです。
しかし、現状が床段差があればあるほどいろいろな部分に影響が出るため
事前の確認が重要です。



