造作家具の良さ

おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
住宅で使うエネルギーの全てを電力でまかなう「オール電化」は、全国の新築戸建住宅の4割強が採用してしるそうです。
オール電化による光熱費のメリットが少なくなってきています。
もともとオール電化のメリットは深夜電力の安さでした。
深夜時間帯の電力量料金単価(深夜電力)が極端に安かった。
夜の安いうちにエコキュートや電気温水器でタンク内に温水を作りためておくことで
光熱費の削減につながりました。
なぜ深夜電力を安くできたかというと原子力発電が原因です。
原子力発電は深夜でも発電しており、使用量の少ない深夜は電気を捨てている状況でした。
これを利用して深夜電力を安く供給していました。
また、ガスコンロやきゅとうきを扱うガス会社との競争もあり、安くなっていました。
当時、エコキュートが急速に売れていったのを覚えています。
これが変わった契機が東日本大震災での原発事故です。
これにより、稼働できない原発が生まれ電気料金をあげる状況になりました。
それ以降、オール電化でも深夜割引がなくなるなどメリットが少なくなっています。
ZHH住宅や今年始まったGX住宅のように太陽光や場合によっては蓄電池を採用して
光熱費を自家で賄う場合はメリットが出ます。
以前、オール電化で電気代単価を下げる場合はガスメーターを止める必要がありましたが
今はそこまでする必要がありません。いろいろパターンがあるようですが、ガスを使っていても
安くできるようです。
人気のある乾太くんなどのガス機器を導入しても光熱費を抑える契約プランがあるようです。
電気会社でガスをあつかったり、ガス会社が電気を扱ったりしていますので、ご自宅にあう契約形態を選んでください。
注意が必要なのは新築です。通常、更地の状態ですとガス管の敷地内引込がされていないことが多いです。
土地を購入してガスを引き込むとなるとそれなりに工事費がかかります。
トータルの工事費として工事費のコストアップにつながります。



