無駄をなくしてコストダウンしましょう

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。
今まで当たり前につけていたものを視点を変えてみると無駄を
省くことができます。実際に生活をしてみると無駄に感じたり、あってもなくても
良い設備に気づくと思います。

洗濯パン
洗濯パンとは洗濯機を置くスペースに配置するプラスチックの台です。
目的は万が一、排水や給水が漏れ出たときに下に漏れないようにするものです。
今は洗濯機用蛇口があり、万が一、給水ホースが外れても自動的に水が止まります。
排水が漏れたとしても1階に配置している場合は床下に漏れるだけです。
25年弱、建築に携わっていますが、漏れたことはありません。



廊下
廊下は意外とスペースを取ります。そして廊下以外の使い道がありません。
玄関からリビングや水廻りに直接アクセスできるように計画を進めれば、廊下の面積を
利用してトイレは収納を配置したり、リビングの面積を確保する事ができます。
狭小地で隣地が近く、2階にリビングや洋室を配置する場合は廊下をどうしても配置することになります。
その時は、できるだけ少なくするとか、玄関ホールとして利用するなど、利用方法を検討して
見るのが良いと思います。

回遊動線
いま、流行っています。ブログやインスタなどいろいろなところで採用すべき間取りとか
便利な間取りとして取り上げられています。
しかし、よほど生活のリズムや動線を検討しておかないと余分なスペースになります。
回遊するということは収納などに二つの廊下や扉が接続することになります。活用できれば
便利ですが、使わないと余分な床面積を使ってしまいます。


個室の収納扉



個室なとかなりプライベートな空間で本人以外使わないのであれば、扉は不要ではないでしょうか。扉を開けるという行為も不要になりますし、扉を開けるスペースの不要になります。

他にも、削れる部分が以外にあります。
本当に必要か。当たり前の部分を疑ってみるのも良いかもしれません。