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西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

玄関スペースは無くても良いかも

西浦嘉宏

西浦嘉宏

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

玄関スペースは靴を脱ぎ、家に入るためにスペースです。
約半畳から1畳くらいのスペースが通常で、大きな玄関を配置される
住宅もあり、家のイメージを決めるくらいの間取りでも大事な部分でした。

しかし、最近では玄関スペースをなくし、そのままリビング直結のプランが
増えてきました。



玄関をリビングに直結させる最大のメリットは 動線の効率化です。
玄関からリビングへの直結は、廊下をなくすことができます。買い物から帰った際や来客時に、荷物を持ったままリビングに直接移動できるため利便性が向上します。各部屋への移動もリビングを経由することにことになりますので家族のコミュニケーションも取りやすくなります。



玄関に通じる廊下やホールの面積をリビングに取り込むことで広いリビングを実現することができます。窓も大きくできますから空間が広く感じられ、自然光を取り込むことで開放感のある快適な居住空間になります。
最近は玄関とリビングの間に土間を介してユーティリティースペースとして活用する間取りも増えています。
しかし、注意点もあります。



来客時に玄関扉を開けるとリビングが丸見えになりますので、収納や階段等で目隠しが必要かもしれませんし、気になる方はやめたほうが良いと思います。
また、玄関を開けると冷暖の空気が出入りします。最近の住宅は高気密・高断熱ですので室温を維持しますが、窓や玄関を開けると外気が入ります。特にリビング直結の場合、室温に影響を与える場合があります。
寒い地域などは向いていないように思います。

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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

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