神戸高台に建築した平屋のご紹介
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
住宅の建設は多くの人にとって人生で1回のことです。
自分にとって理想の住環境を整えたいと思うのは当たり前のことです。
インスタやピンタレストを見て想像を膨らましたり、施工例などで
研究をしている方はたくさんおられます。
いろいろなアイデアが興味深いですよね。
でも、20年先のことも少し考えてほしいのです。
10年もたてば家族構成が変わったり、生活様式が変わることも起きます。
その変化に対応できるように新築時に考慮に入れておくことは比較的想像が
しやすく、そして、お打ち合わせの中でもご提案して間取りに反映していただいております。
しかし、20、30年ともなるとなかなか想像できません。
今から20年前にここまで夏の暑さが酷になるということが想像できませんでした。
同じように環境や家族構成がどのように変わるかわかりません。
その時に対応できるようにすることも少し考えておくと良いと思います。
どのようになるかわからないのに対応の仕様がないのはその通りですが、耐力壁や柱
の位置、給排水管の更新しやすさ、設備の更新のしやすさなどを少し考えておくだけでも
将来、役に立つことがあります。
耐力壁や柱は家を支えている大事な構造物です。移動や撤去は基本的にできません。
そのような大事な構造物が家の中心にたくさん配置されていると間取り変更の制約を
受けます。
配管、配線をコンクリート内部に埋め込むと入れ替えが困難になります。特殊な大きさの
SBやキッチンはリフォームの際、付帯する工事が増えます。
家は大事に定期的にメンテナンスすれば100年持つといわれています。
100年後を想像することは不可能ですが30年後のこともほんの少し考えに入れてみて
ください。



