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小屋裏部屋を設けるときの注意点

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:新築 リフォーム

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

小屋裏はワクワク感を味わうことのできる特別な空間です。
子供にとっては秘密基地のような空間であり、大人にとっても
収納や書斎として利用できます。

小屋裏は建築基準法上 天井高さは1m40cmまで、床面積の1/2までと
決まりがあります。
この基準を超えると階数が増えることになります。平屋なら2階建て。2階建てなら
3階建てとして申請が必要になります。
これも地域条例により若干の違いがありますので注意が必要です。

小屋裏は収納量の確保にも有効です。季節ものや普段使わないものを収納することが
できます。



その他、いろいろなアイデアで使い道はたくさんあります。

注意点は
夏の暑さ対策と搬入経路の確保です。

今の住宅は気密性、断熱性が高く、住宅自体の性能が高いため家全体の温度が一定に
保たれます。それでも熱い空気は上に上がります。
エアコンなどを継続して使用している場合はそれほど影響は出ませんが、長期旅行に出かける
などして空調を止めるなどした場合、厚い空気がたまることになります。
小屋裏には法規上、大きな窓をつけることができません。換気扇などを設置して対策をする
必要があります。


また、小屋裏は固定階段を設置することができません。
仮設の階段になりますので不安てな場合があります。はしごをかけるスペースや進入路の広さなど検討をしておかないと予定通りの使い方ができません。

有効に配置すると便利な間取りです。

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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

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