Mybestpro Members

西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

洗濯排水の位置

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:新築 リフォーム

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。



戸建て住宅でのことですが、洗濯パンを取り付けない施工が
増えてきました。
もともと洗濯パンの役割は万が一洗濯機の排水管や給水管が外れたとき
床下や階下に水が漏れるのを防ぐことを主な目的として設置します。

戸建ての1階は漏れたとしても自分の基礎内に漏れるため、なくても問題
ないと言えばないのです。

メリットはすっきりした洗面脱衣室を設けることができます。
スペースが厳しい場合、少しでもスペースを確保したい場合は有効です。
また、排水を好きな位置に開口することができますので正面から排水管などが
みえません。
洗面室は皆さまこだわられる空間です。せっかくタイルやクロスでイメージを整えても
配管が見えているのはちょっとというのはわかります。

しかし、この見えないというのが後々問題になることがあります。
先ほど記載したように水漏れした際に発見が遅れます。大量に漏れている時はすぐに
気づくのですが、少しづつ漏れていった場合、気が付いた時には床板が腐っているという
事もあります。

また、全自動洗濯機、特にドラム式は乾燥した際に糸くずが換気口に詰まったり、排水の不良で
掃除しないといけないこともあります。
そのたびに洗濯機を移動することになります。これはご家族の多い場合や洗濯の頻度が高い方に
起きやすいです。

見た目を考慮しながら、手の届く範囲に配置するのが、難しいですが良い設置場所だと思います。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼