令和6年度の施工例 ガレージハウス
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
建て替え工事の場合、現在の建物を解体する作業から始まります。
解体工事のコストは年々上がっています。
アスベストなど廃材処分費の分別や処分地の減少などが主な原因です。
10年以上前はなんでも捨てろ。燃やしてしまえといったことも見られ、
その時に比べれば、環境にもやさしく、仕方がないことです。
この解体工事、意外と追加費用が発生しますので注意してください。
一番の原因は地中埋設物です。
これは基礎などを撤去後、その下から出てくるものです。
何度も建て替えをしているお宅などは基礎の下から古い基礎が出てくることも
あります。
そのほか、レンガや瓦、古い水道管など出てくる場合があります。
これらはミンチ処分といわれます。
ミンチ処分とは、木材やコンクリート、金属、ガラスなどの廃棄物を細かく破砕してミンチ状にしたものです。2002年のリサイクル法で禁止されています。
地中から出てきた場合、これらを細かく分別しなくてはいけません。
見積に必ず、地中埋設物は別途と記載があるはずです。
ご契約前にどこまでが含まれるのかを確認してください。
また、古い歴史のある住宅地で意外と出てくるのは井戸です。
昔から井戸を埋めたり、ふたをする場合はおはらいをします。
そうなると神主さんなどの費用も必要になります。
解体工事で追加費用が出るのは不思議に思われるかもしれません。
しかし、比率としてはかなり高い確率で発生しています。
予算調整の際には十分注意してください。



