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西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

室内扉に下はわざと隙間を開けています。

西浦嘉宏

西浦嘉宏

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

開き扉、引き戸にかかわらず、室内扉の下側は隙間があります。

これはわざと隙間があるようになっています。

隙間があると暖房や冷房の空気が逃げるというイメージがありますが
それは違うのです。

最近の住宅は高気密・高断熱になっています。
これは建物全体で断熱性を確保しています。
そのため、部屋ごとに温度差が小さく、ヒートショックがおきにくくなっています。

建具の下に隙間がある第一の理由が、温度差をなくすためです。
空調機器は多くのご家庭でリビングや個室に設置されますが、洗面やトイレに設置されていること
は稀です。
そのため、リビングからの調整された空気が建具の下を通ってトイレ・洗面に到達し、家全体を同じ温度に保ちます。

第二は換気のためです。
現在の建物は24時間換気を義務付けられています。これも建物の大きさや配置により計算されて
換気扇の位置や容量が決まります。

多くの場合がキッチンや浴室の換気扇で24時間換気を設定します。
この空気も各部屋の扉が閉まっていても、建具の下を通って換気され、空気が入れ替わります。




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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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