庇を深くすると家の雰囲気は変わります。

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。
省エネ住宅といえども太陽の光や熱を夏は室内に入るのをを防ぎ、冬はできるだけ取り入れる
窓の配置計画を行います。
そのため、東西面の窓は小さく、南面の窓を大きくします。
東西からの日射は朝日や西日が厳しい場合が多く、その影響をできるだけ避けることを目的にしています。
加えて深い庇を南面に設けると夏は太陽の位置が高いので、ほぼ真上からくる太陽の光や熱を防ぎ、冬は太陽の位置が低いので庇に影響されることなく、光と熱を取り入れることができ、光熱費の削減につながります。

そのため、庇を深めに作るのは平屋ブームの影響もあり、多くの住宅で取り入れらています。
玄関の庇としても使えます
自転車やベビーカーを置くスペースとして活用もできますし、ベンチなどを置いてくつろぐ空間として活用もできます。



室内と外部の緩衝空間としても有効です。
縁側のような雰囲気もあり、雨が降っても楽しそうです。

1m以上庇を出したり柱を立建てると建ぺい率・容積率に算入されるので注意が必要です。
あまり奥行きを取りすぎると屋根や窓の高さに影響を及ぼします。