特約事項は要確認です。

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

土地や中古住宅を購入して建て替えやリフォームを検討されている方も
多いと思います。

不動産の売買には一般的に不動産会社が仲介をして契約時に契約書約款の説明が
あります。
その際、重要事項の説明や特約事項の説明があります。
これは本当に大事な事項です。
大げさなことを言うと売主側がマイナス項目として懸念していることで、購入後、文句を言うなよという事を示しています。

例えば、中古住宅を解体して更地になっている土地を購入する際、地中埋設物の処分費を
売主側に請求しないという項目がありました。
解体時に解体業者が正規の処分を行わず、地中に廃材をうめいている場合があります。
最近は減りましたが10年くらい前は当たり前のようにありました。もちろん完全に除去する事は
できません。しかし、故意に残されて場合、処分費に100万以上かかる場合があります。
中古住宅を購入する場合も現状渡しにこだわる契約があります。
表層だけをきれいにしていても壁の中や天井裏、床下まではわかりません。
リフォームの工事になって初めて、補強費や補修費が予想以上にかかることになる場合もあります。

これをできるだけ防ぐためには、契約時に疑問を感じたことは必ず聞いておくことが大事です。
工事予定の工務店が決まっているのであれば、事前に見てもらったり、契約に立ち会ってもらうなどすると良いと思います。
インスペクションといった公式な制度もありますので活用してみてはいかがでしょうか.