平屋住宅の気になる10のこと。その9
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
平屋住宅が大人気です。
ワンフロアーですべてがコンパクトにまとまりますので生活がしやすい。
階段がないので効率的。
などの機能面の理由に加え、和モダンな生活を希望されている方から強い支持があります。
実際、平屋で建築させていただいたお宅や展示場は使いやすく、生活のしやすさを感じることができます。
しかし、実際に建築するためには乗り越えるべき課題があります。
まず、大きな敷地がいります。2階建であれば、2階に配置される寝室や子供部屋などを1階にまとめる必要があります。土地に対しては建ぺい率や容積率などの決まりがありまるので、どうしても平屋の場合は大きな土地が必要になります。あわせて固定資産税も割高になります。
施工費が割高になります。基礎や屋根の面積が大きくなりますので一般的には建築費が割高になります。最近はコンクリートなどの材料費が高騰していますので、さらに顕著になってきています。
採風・採光がとりにくい。
大きな敷地が確保できれば問題がないのですが、住宅地で左右に2階建ての家がある場合など風通しや日当たりを確保するのが難しくなります。
プライバシーの確保が難しい。
全ての部屋や窓が外部に接しますので、外部から室内が見えやすい環境になります。配置によって、通行人などの視線が気になる場合があります。
実際に平屋でご希望を頂いてプランや土地を探していく中で、プランが変更になる場合が多くあります。
その際に、お勧めしているのがロフトタイプです。
平屋と2階建ての良いとこどりをしています。
平屋と2階建てのデメリットを消化しつつ、良いところを採用しています。
弊社展示場もロフトタイプです。
実際の雰囲気を感じていただけます。