既存不適格住宅でも改築・増築が容易になります。
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
収納量をどのくらい確保するか。一般的には床面積の10~15%が適正な収納の面積と
いわれますが、家族構成やライフスタイルで変わってくるのは当然です。
人数や趣味により収納の大きさ・配置が変わります。
収納スペースを大きくとれば、物をしまうことができるためLDKや寝室がすっきりします。
しかし、収納に使う面積が増えれば、居住するスペースは狭くなりますから
よほど大きな床面積の住宅でない限り、住まい方に影響を及ぼします。
収納スペースが小さいと収納量が限られますので整理整頓が大事になりますし、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できないかもしれません。
では、どうするのか。やはり、収納を先に考えるのではなく、どのような生活を送るのかで決めてみてはいかがでしょうか。
食料品や生活用品をコストコなどで大めに購入してストックを置くのであればキッチンや
リビングに隣接した食品庫やWICを配置する必要があります。
また、家族が多く靴や傘が押いのであれば玄関収納も広くないといけません。
反対に少人数で生活をする予定で、ストックも冷蔵庫等で納まるのであれば、大きな食品庫を設けるより、広いリビングを確保したり、他に面積を回したほうが有効です。
そして、10年後、どのような生活になるかを少し想像して計画を進めるのが良いかもしれません。