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コンセントの数は多いほうが良い?

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:新築 リフォーム

おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

新築でもリノベーションでもコンセント多いほうが良い。余裕を見てつけておきましょう
と雑誌などにも書かれているのをよく見ます。
本当にそうでしょうか。確かに、「ここにコンセントがあれば」という思いをすることは多々あります。せっかく新しくなるのに延長コードがリビングの真ん中を横切るようなことは避けたいところです。
しかし、生活が始まると家具を置くことで家具の後ろに隠れたり生活動線に重なり、使えないということもあります。コンセントが家具などに隠れ、放置されるとほこりがたまり、火事の原因になることもあります。
個数を増やしすぎると分電盤を取り換える必要が出ます。

これは、意外に大きなコストアップにつながります。




スイッチも同様です。集中してリビングの入り口やキッチン周辺に配置すると使いやすいのが一般的ですが、間取りによっては照明の入り切りのためだけに移動する必要が出てしまいます。

平均的な数の目安では6畳まで3個。10畳で6個など目安がありますが、これも生活の仕方や
家電の数で変わってきます。
在宅ワークをされるのであれば、その部屋には多めに設定しないといけません。
ルンバや冷凍庫などのコンセントも検討しないといけないこともあります。

今後、家電小遺品の増加。特に充電式の商品がふえることが予測されます。
数も大事ですが使い勝手を考えて配置を十分に検討しないとタコ足配線になってしまいます。

図面では想像がつきにくいと思います。お住いの自宅で寸法を取りながら検討するとわかりやすいと思います。


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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

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