制震ダンパーの有効性
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
住宅の建て替えが大規模改修には解体から始まります。
事前に調査をして積算し見積が作成されるのですが、それでも
追加費用が発生しやすくなっています。
まずはアスベストの処理です。
アスベストといっても、処分に際しては何種類にも項目分けされており
どこに当てはまるかで費用が変わります。
これは工事前調査が義務付けされており、以前のように工事中に
追加費用が必要になることは少なくなりました。
事前調査をしっかりすることでほぼ防ぐことができますので
事前の協議が大事になります。
次に地中埋設物です。
これは住宅の解体時に発生しやすい項目です。
基礎を撤去したら、さらにその下から前の基礎が出てきた。
または大きな石が出てきたなどです。
これは事前確認ができません。しかし、意外に高い確率で出てきます。
分譲地や築年数の淡い家より築年数の不利建物を解体するときは注意が必要です。
産業廃棄物の不法投棄もあります。
解体時の細かい破片や処分の難しいタイヤや和瓦などが埋まっていることも
ありますし、床下に瓦やごみを放置している場合もあります。
解体の見積もりをご提示する場合、「アスベスト含有物1%以上は別途処分費がかかります。」
「地中埋設物の処分費は別途」などの注記があるはずです。
多くの場合が予算内で終わりますが、注記が無かったり極端に安い見積の場合は問い合わせをしてみるのも大事です。