リノベーション工事をするついでに耐震補強工事をしておきませんか

2024年6月18日公開 / 2024年6月25日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

耐震補強工事というと耐震診断を申し込んで調べて補強計画をたててと、補助金申請になると着手するまで平均3ヵ月ほど期間がかかるなどなかなかハードルが高い工事です。

それでも日本は地震大国ですから耐震補強工事はぜひ検討していただきたいです。

そこで、ご提案があるます。
キッチンやお風呂、クロスの張替え工事を施工する中で、ついでに補強しておきませんか。

キッチンやお風呂の設備工事は解体が伴います。その際に天井・壁・床の一部を解体して
構造のチェックをぜひしてください。その際に通し柱や筋交いに耐震金物を取り付けるだけで
地震の際に2階が落ちてくる可能性が少なくなります。
また、在来木造住宅は簡易診断は比較的簡単にできますので、下地の一部に合板を採用して
耐力壁にするだけで耐震性が大きく上がることがあります。

少なくとも改修の際はクロスなどの最後の仕上げも大事ですが、工事後は隠れてしまう構造体の
劣化状況の確認や補強は確認をしてください。