床面積10坪の家は狭小ではありません。
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
収納量の確保は間取りを検討するときに大事な項目の一つです。
収納量を確保しておかないと、荷物の収納に困ることになります。季節ごとの入れ替えは
もちろん、生活していくうえで収納するものも増えていく傾向にあります。
収納量があっても適正な位置にないとかつようできず、無駄になります。
目安の収納量は延べ床面積の15~20%を確保すると良いとされています。
延床20坪の建物であれば2坪、凡そ4畳のスペースになります。
また、人あたりですと大人1人当たり2畳、子供1人1畳が目安といわれています。
これに共用荷物の収納が必要になりますのでもう少し増えると思います。
しかし、これだけの収納を確保するとなるとプランへの影響も大きくなります。
また、主要な部屋、LDKや水廻りを配置していくと確保できない場合がほとんどです。
そのため、少しの隙間も利用していくことが大事です。
その代表的なスペースが屋根裏収納です。天井高さ1.4m、床面積が半分までであれば設置
可能です。重いものを上げ下げすることは難しいですが、季節ものの服や子供のものなどかなりの収納量が確保できます。
その他、床下収納・階段下・壁厚など、意外に利用できるスペースがあります。
構造上・法規上、設置できない箇所もありますが、活用できると思います。