防蟻工事を施工しました。

2024年3月1日

コラムカテゴリ：住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

現在、建築中の建物で土の防蟻工事を施工しました。

防蟻工事は3回もしくは2回行います。
現状の地盤を掘りおわった状態で1回目
土台を設置した後で2回目
建物を上棟した後で3回目
2回目と1回目を同時に施工することもあります。

以前は10年効果があるといわれていましたが、今は5年の保証に
なっています。人体等に影響があるのではなどの理由で短縮されています。

最近では防蟻工事を行わず薬剤を散布しないことも増えています。
これはシロアリが出ないと言っているわけではなく、他の保証を行います。
JOTOテクノさんが行っているものですが、こちらのメーカーの基礎パッキンや水切りなどの
商品を使うことでJOTOテクノさんが保証・定期点検をおこなってくれます。
基礎の内部がしっかりと換気され乾燥が維持できればシロアリがつくことはあまり考えられません。

ただし、造成地や古い住宅地は注意が必要です。山を削った場合、もともとの土地にシロアリが
いる場合がありますし、古い住宅を解体するときに近隣にシロアリが飛散することがあります。
また、長期優良住宅など認定住宅の一部には防蟻工事が必須の条件になっています。