耐震性の確保について(リフォーム)①
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
中古住宅を購入してリノベーション。
何年か前から人気がていますが、最近はさらに人気が加速しているようです。
これは物価高と土地代金の高騰が原因の一つになっています。
建築資材の高騰は新築などの建築費高騰につながり、人気の土地は高くなりました、コロナ前から考えるとかなりの高騰です。
しかし、中古物件を購入してリノベーションするにしても注意が必要です。
まず築年数です。
昭和56年6月が一つの基準になります。これ以前は旧耐震の基準になりますので耐震補強工事に多くの費用が必要になります。また、56年以降の建物であっても確認済書や図面と違っている場合があります。10㎡以内の増築は申請が不要です。増築を繰り返している住宅やリフォームにより耐力壁がなくなっていることもあります。
検査済証のない建物もあります。
マンションでは室内空間だけでなく、共用部分の環境や配管が更新されているかや柱構造なのか壁構造なのかなどチェックしておかないと希望の間取りができないこともあります。
合わせて管理費や積立費の確認も必要です。築年数の古い建物は高い傾向にあります。
購入コストを抑えてもランニングコストが高くついてしまいます。