経年劣化か味わいか

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

新築でもリノベーションでもお引渡しのタイミングが一番きれいな状態です。
そこから年数をかけて生活の中で傷や汚れがついていきます。

これを汚れや傷と考えるのか。それとも思い出としてとらえるのかで建物の仕様が変わってきます。

前者であれば、各住宅建材メーカーが出している材料をお勧めします。傷や汚れもつきにくく、
メンテナンスの体制も整っています。
後者は天然の材料をお勧めします。年数とともに変化しいろいろな表情が出てきます。柱のキズで
身長を計ったように、様々なところに思い出を刻むことができます。

最近はオーセンティックといって天然の材料や本物の質感を住宅に取り入れる傾向があるようです。もともとはオリジナルをさし、紳士服や芸術品に使われていた言葉のようですが建築でも聞かれるようになりました。

天然の材料は木材であれ、タイルや磁器であれ、変化し、必ずメンテナンスが必要です。
メンテナンスを楽しんだり、見る人によっては汚れに見える変化でも受け入れることができる方にお勧めです。