自然な風合いを醸し出すワトコオイル
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
木材は内部に多くの空気を含むため、コンクリートや金属に比べると熱伝導率が低く断熱性の高い材料です。そのため、外気の影響を受けにくく、夏涼しく、冬は暖かい空間を維持しやすくなります。
アルミサッシやコンクリートの壁を触ると冷たい感じがしますが、木材はさほど感じません。これは木材が熱を伝えにくいからです。
もちろん、空調機器は必要です。木造の家は空調の冷熱をコンクリートより効率的に生かすことができます。
これに断熱材と樹脂サッシを加えることで住宅の断熱性・気密性はコンクリートの建物より効率的に確保することができます。
本来窓枠も木材にすることで、より効果を上げることができます。実際にヨーロッパでは多く取り入れられいるそうです。
しかし、外部に天然の木材を採用するとどうしてもメンテナンスがついてきます。雨のかかりやすく2階となるとそう簡単にメンテナンスすることは難しくなります。
今のところ、樹脂サッシが良いように思います。
また、柱1本でビール大瓶1本の調質効果があるという研究結果もでています。
もちろん断熱材の性能には劣りますが、木は加工されたのちも呼吸を続けています。
木の柱や家具に感じる温もりや温かさには根拠があるのです。