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西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

気密性と風通し

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:注文住宅

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

気密性・断熱性は居住性に大きく影響を与えるものです。
熱効率を考えると窓から内外に移動する熱は建物の断熱性・気密性に大きく影響します。

そのため、気密性・断熱性の高い家は窓が小さくなるのではないか。風通しが悪くなるのではないか。との質問を頂くことがあります。

確かに建物の設計を行う際に、南面の窓を大きくし東西の窓を小さくすることで西日を避けたり、冬でも太陽の光・熱を取り込めるようにしたり、庇を出して夏の暑い日差しを軽減するなどを検討します。

しかし、風通しについては窓を閉めた状態で気密性・断熱性を確保しますので、窓を開けて風を通すように設計することは制約になりません。
一般的には窓の位置を対面で設置すると風が通りやすくなります。
吹抜け上部など、高い位置に窓を設けると熱い空気が逃げやすくなります。

気密性・断熱性を確保している住宅は一定の温度に達するとそれを維持しますので窓を開けると効率が下がります。省エネではありませんのでお勧めはしません。

しかし、秋や春など気候の良い季節は窓を開けて風を感じるのは気持ちが良いですね。



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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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