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床面積10坪の家は狭小ではありません。

2023年12月14日 公開 / 2023年12月15日更新

テーマ:注文住宅

コラムカテゴリ:住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

狭小住宅を取り上げるときに10坪の家というのが一つの基準のように
雑誌などで取り上げられているのをよく見ます。



しかし、10坪が建築面積なのか延床面積なのかで実際の大きさが変わってきます。
建築面積は建物を上から見た面積です。多くの場合が1階の床面積になります。
延床面積はすべての床面積を足した面積になります。
2階建てなら、1階と2階の床面積を合計したものになります。

建築面積10坪前後の家は狭小住宅ではありません。私たちが良く施工をさせていただく
神戸市・西宮市など、特に六甲山より南側の皆様が神戸市といわれて思い浮かぶ地域では
当たり前のように建築されています。

特に最近では土地価格の高騰もあり大きな土地がなかなか入手できません。また、建築資材もいまだ値上がりを続けていますので建築費も高止まりしているため建築面積10~15坪の家のプランが増えてきています。

もちろん制約はいろいろ出てきますがアイデア次第で快適な住環境を手に入れることができます。また、建築後の管理もしやすく効率的です。

注意しないといけないのは全体の床面積である延べ床面積が20坪を下回ると
フラット35など住宅ローンの適応が一部受けられなくなる。
国の補助金制度を活用できなくなる。
などがあります。

土地を決める前にどのような家が建つのかを検討することも大事です。







この記事を書いたプロ

西浦嘉宏

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏(株式会社匠人)

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