1級建築士でないとだめですか。

おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。



建築士資格には1級と2級があります。
このように並べると2級は一人前の資格ではない印象があります。
1級でないと不安と感じる方もおられるかもしれません。

実際、1級でないと設計監理できない建物はあります。
規模の大きな建築物。例えばビルやショッピングモールなどは1級建築士でなければ設計できません。
しかし住宅を建築する場合は2級建築士でほとんどをカバーします。
面積1000㎡以下、最高高さ13m以下、軒高さ9m以下の建築物の設計が可能です。
2級建築士の資格は戸建て住宅の設計を対象とした資格ともいえます。

しかし、1級建築士は合格率10％程度のかなり厳しい難関です。受験勉強では多くのことを犠牲にして時間をかけないと合格できません。すごい資格なのです。積極的にスキルアップしようとする人であることは確かです。

2級建築士も国家資格の中では難易度の高い資格で、凡そ25％程度の合格率になります。
住宅設計には必ず必要な資格ですが、合わせてライフスタイルや周辺環境・施工性などを
考慮して進めていく必要があります。