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ひのきは日本書紀にも出てくるんですよ。

2023年11月10日 公開 / 2023年11月29日更新

テーマ:注文住宅

コラムカテゴリ:住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

奈良時代に編纂された『日本書紀』の中にひのきが出てきます。
ヤマタノオロチを退治したことでご存じの方もおられるかもしれませんが、スサノオノミコトの胸毛をぬくとひのきになったという記述があります。
そしてスサノオノミコトはひのきは宮殿につかいなさいと言ったと書かれています。





これにより奈良時代からひのきは宮殿などの居住用建築物に使われていたことが分かります。法隆寺や伊勢神宮にはヒノキの柱が使われています。

コンクリートやレンガなど木材以外の材料が建築に使われ始めたのは明治以降。
杉や栂などが使われたのも多くが戦後以降です。

また、ヒノキは日本固有種。雨水や湿気に強く耐久性が強いことから1500年にわたって日本人に使われてきました。

日本人の生活に密着し、なじみ深い、相性の良い木といえるかもしれません。

この記事を書いたプロ

西浦嘉宏

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏(株式会社匠人)

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