多目的ホールを建築しました。

8m×10m。天井高さ3m50センチの多目的ホールです。

以前は構造上、木造建築は2間（約3m60㎝）を超えると柱が必要でした。
しかし、現在では集成材の強度向上や耐震・接合金物の強度や性能が向上した
おかげで柱無しで大空間を作り出すことができます。



しかし、事前の計算は多岐にわたります。通常の構造計算や耐震強度以外に風圧の計算や材料のたわみなども考慮に入れておく必要があります。
構造上に影響のない力がかかってたでも仕上げのクロスなどにひび割れが出る恐れが
あるからです。
近隣に配慮して集めの断熱材＋遮音シート＋12.5㎜プラスターボード2重貼りをして
防音にも配慮しました。




それにしても、この梁はかなりの高額です。8本入っていますが、これだけで高級車が買えます。