令和5年もいよいよ大晦日ですね。
30年から40年前くらいに、三田市・神戸市北部や西神などで分譲地が開発されました。
ものすごい勢いで住宅が建築されました。三田市が人口増加率日本一になったのを覚えています。
現在でも住宅が集中する地域ですが、そろそろ建て替えか。それともリノベーションか検討されているという話をよくお聞きします。
どちらがよいのでしょうか。
建築側から見た判断の基準は下記のよな点が気になります。
①構造で判断
住宅の構造は大きく分けると5種類に分けることができます。
木造・2×4・軽量鉄骨・重量鉄骨・コンクリート造です。
このうち、重量鉄骨とコンクリート造はよほどの理由がなければ建て替えはお勧めしません。その理由は解体に大きな費用が掛かるからです。
また、劣化具合にもよりますが建て替えても構造の強度はさほど変わりません。
リノベーションのほうが予算をうまく使えると思います。
2×4、軽量鉄骨は間取りを変えることが難しいため、大きなリビングを設けるなど間取りを変えないのであればリノベーション、間取りを大きく変えるのであれば建て替えをお勧めします。
また、改修工事を選択した場合、同時に耐震補強、断熱・気密工事も施工することを
お勧めします。
現在の耐震性能や断熱・気密性脳に対する商材・方法は大きく進歩して言います。
どうしても水廻り設備や間取りなどに注意が行きがちですが、大事なポイントです。
この工事が施工可能か、予算の中に納まるかは大事なポイントです。
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