武田和也プロのご紹介
梱包の悩みにノウハウで応える、規格資材を売るだけではない「相談できるダンボール屋さん」(3/3)
消耗品でないダンボール家具の開発、就労体験やワークショップ開催で社会課題への取り組みにも注力
2020年、父の急逝に伴って太陽商会を引き継いだ武田さん。コロナ禍も重なり、経営者としては激動のスタートとなりましたが、プロダクトデザインの道を切り開いていこうとしています。
「宝塚市や宝塚商工会議所とタッグを組み、新たな商品の開発に取り組むことを計画しています。設計ツールのCADや成形用カッターなど設備を更新し、ダンボール家具など、使い捨ての消耗品ではないアイテムを展開していきたいと考えています」
代表として忙しく過ごす武田さんですが、実はもう一つ、殺陣や口上といった伝統芸を披露する芸人としての顔があります。傷ついた人と町を元気づけたい一心で、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市には、震災の数年後から毎年のように慰問を続けてきました。
最近では、引きこもりの人の社会参加に向けて自社で就労体験の場を提供したり、子どもの居場所づくりの一環としてダンボール遊びのワークショップを開いたりしています。今後は、地域の子どもたちが秘密基地のように集える、ダンボールハウスを建てることも検討しています。また、大阪府池田市にも赴き、戦隊ヒーロー「イケダレンジャー」としても活躍しています。
「仕事とは、人の困りごとを何とかすることだと思っています。ちょっとでもカッコいい背中を見せ、この町にいい循環を作っていきたいですね」と笑顔を見せる武田さん。事業と社会貢献に通底する思いを込め、これからも幅広く、精力的に活動していきます。
(取材年月:2023年1月)
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