三谷文夫プロのご紹介
中小企業の労務管理をサポートする社会保険労務士(2/3)
就業規則は労使双方にハッピーをもたらすツール
労使間で起きるさまざまな問題に適切に対応するために「就業規則を作成することが有効」と三谷さんは力を込めます。
「経営者も従業員も『それに縛られてしまう』と敬遠しがちですが、就業規則は双方がハッピーになれるものだと考えています。たとえば、ルール(就業規則)がないと、場当たり的な対応になってしまい、得てして従業員間の不公平感に繋がることがあります。また、福利厚生の話でよくあるのですが、これまで会社の中の暗黙のルールや慣例などを明文化することで経営者から従業員への明確なメッセージになります。さらに、就業規則のなかで経営理念をしっかりと打ち出すことで、従業員と会社との一体感が生まれるきっかけとすることもできます」
このような理由から、労働基準法で作成・届出が義務化されていない従業員が10人未満の会社であっても、就業規則を作ることの重要性を説きます。三谷さんの作成する就業規則は100条(A4サイズで約40ページ)に及ぶこともあります。「4、5ページの就業規則では昨今の労働問題に対応できない」。そこには「労使トラブルを未然に防ぐ」という三谷さんの基本方針がうかがえます。
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