第12回 お墓参り写真展
こんにちは。
各地域、宗派によって言い方が違うかも知れませんが、こちらでは抜魂法要を
「おしょうね抜き」という方が多いように思います。
今、一件立ち会ってきました。
いわゆる墓じまいです。
こちらでは手続きのお手伝いをはじめ、「丁寧」を目いっぱい心がけて、墓じまいをお手伝いします。
仏石(軸石)はひと所に集め合祀の形です。台石や霊標の処分も勿論、引き受けます。
しかし時代の流れで致し方が無いのでしょうが、やはり墓じまいは少し寂しい気がしました。
長年、季節ごとにお墓参りの際、お会いしていた方ですが、もうお会いする事もないでしょう。
お墓は色々な「御縁」を結びます。
もし、「かも知れない」で墓じまいをご検討している御方が居られましたら是非、今一度お考え下さい。
「代が途絶えるかも知れない」 「子供達に迷惑かも知れない」 「誰もお参りに来ないかも知れない」
霊園の管理事務所に居ますと、時々かなり遠方からお墓を探しているのですが、
と聞きに来られる方がおられます。
昔、世話になった事がある、とかこの辺にお墓があると噂で聞いた、そんな事を言いながら。
情報が少ない場合でも私は一生懸命、一緒に探します。
見つけてお墓参りをして、とても安心して嬉しそうにしているお顔を何度も見た事があるからです。
お墓はとても大切なものなのです。