第12回 お墓参り写真展
こんにちは。
梅雨のまだ明けていないのに、うだるような真夏の暑さですね。
どうぞ皆様、熱中症にはお気を付け下さい。
この灼熱の中、こちら兵庫 姫路の当浄苑まで広島から車でお墓参りに来られた
ご家族がおられました。
御身内のお墓が当朝日山浄苑にあったようで、こちらの名前も分からず、
わずかな情報と記憶を頼りに訪ねて来られました。
やっとの思いで探しあてたというご様子で、お参り後はとても安心された御顔でした。
そのご家族を見てある事を思い出しました。
私の新潟の叔母(母の妹)が、数年前のある日、
突然、本当に突然、母の墓参りがしたいと言い出したと。
それで新潟のいとこ達数人が、車椅子の年老いた叔母を介護しながら時間を掛け、
当朝日山浄苑の母の墓前にやって来た、なんて事がありました。
ひょんなことから従姉妹たちと会う事が出来たのと、叔母さんの実に嬉ししうな顔が見れて
有り難かった事を記憶しています。
叔母はその後、わりとすぐに亡くなりました。
まあもう80も出ていましたので。
私たち身内は皆、叔母さんは絶対に満足して浄土に行ったと感じています。
人生最後の大冒険のような新潟から姫路までの旅行でしたが、満足だったはずです。
あそこで姫路の姉さんのところにお参りに行きたい、は何か虫が知らせたのでしょう。
お墓にまつわる不思議な話は色々あります。