第12回 お墓参り写真展
こんにちは。
ここ最近、立て続けにお客様とお話していて何度かこのフレーズを聞きました。
「バチがあたる。」
おひとりはお母様がお亡くなりになられたのが二年前。
お墓への戒名などの文字彫りが、ある事情があって今になってしまった、と本日来店されました。
「早くしてあげないと、と気になりながら・・・バチがあたってしまう・・・」と仰って。
亡くなって尚、そうやって母を思う子供にバチをあてる親はいません。
他のお客様も同じように「いやいやそんなことはないと思いますよ。」と言いたくなる感じの方々でした。
この「バチがあたる」という感覚はとても大事なメンタリティーに思うのです。
神仏に対する畏敬の念を端的に表す分かりやすい言葉。
昨今、目を覆いたくなるような酷い事件が連日のように報道されます。
親が子を殺し、子が親を殺す。僅かな欲のため、身勝手な怒りのために人を襲う。
そんなニュースがあまり珍しく感じないなんて恐ろしい事態ですよね。
お客様と話していると色々勉強になります。