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森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

ガラスフィルム貼り

森本薫樹

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今日は以前に新築させていただいたお客さまのお宅でガラスフィルム貼りです。

リビングの吹き抜けに内格子付きの窓があり、東面から南~西面へと光が差し込む設計になっています。
日中はとても明るいのですが、数年前から時折り差し込む光が目に眩しいとのご相談を受けていました。

室内側へのブラインドの新設もご提案させていただきましたが、特殊な形状のため特注で割高になってしまうのと、意匠的に吹き抜けの解放感が損なわれてしまうため、ガラスフィルムをご提案させていただきました。


使用する材料は3Mの外貼り用ウィンドウフィルム『ニュートラル35X』です。
日射調整が主な目的ですが、室内の明るさや近隣への反射などの影響も考慮しながら製品を選択します。


型板ガラスは内側にフィルムを貼ることができませんので、外貼り用の製品を選択することになります。
実際にサンプルを窓に貼り、日光が差し込む角度を確認したうえで、必要な部分にのみ貼ることにしました。


キレイに洗い終わったガラス面に中性洗剤を塗布していきます。


フィルム面にも同じように中性洗剤を塗布します。


あらかじめ裁断したフィルムをガラス面に貼り付けします。


スクィージー(平らな表面の水を取り除くゴム)で水分を押し出しながら圧着していきます。


日射調整機能の影響で、少し反射効果が出ているのが分かります。
住宅地に限りませんが、この反射効果が大きいと近隣から眩しいというクレームが出ることがあります。


左側が何も貼っていないガラスで、右側がフィルムを貼ったガラスです。
日射調整の他に紫外線(UV)カットや目隠し効果、また地震などによる飛散防止の効果もあります。

他にも遮熱(省エネ)フィルムや防犯フィルムなど、さまざまな性能を持ったガラスフィルムがあります。
ペアガラス全盛の時代ですが、面積の制約などを受けないフィルムならではのリフォームも効果大です。

窓のリフォームをお考えの方はぜひ一度ご検討ください。

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森本薫樹
専門家

森本薫樹(一級建築士)

株式会社リフォーム計画室

間取りや内装リフォームの他、住まいの耐震性や耐久性、断熱性など建物の基本的な性能を高めることで耐久年数を上げたり資産価値向上にも尽力。既存住宅の活用していくために依頼主の声から問題の解決を目指します。

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