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戸建て住宅耐震リフォーム その8

森本薫樹

森本薫樹

テーマ:戸建て住宅耐震リフォーム


長田区の戸建て耐震リフォームです。

今回は外構改修工事についてご紹介します。
お庭部分には樹木と雑草が生い茂っていましたので、すべて伐採処理をしました。(リフォーム着手前)


リフォームによって洗面室から通じる勝手口と、架け替えた階段の踊り場に採光窓を新設しました。
お庭の一部にウッドデッキとテラス屋根を新設して、新たな物干しスペースとして有効活用します。


ウッドデッキは三協立山アルミの「ひとと木」です。
こちらは樹脂製の人工木を使用しており、施工後のメンテナンスが不要な製品です。

新しい勝手口のドアの高さに合わせて設置し、床の段差が最小限になるようにします。


テラス屋根を架けて工事完了です。
竿掛けを設置してたっぷりの物干しスペースが確保できました。(お布団は2階のバルコニーに干します)

洗面室からダイレクトにアクセスでき、家事の効率が格段に上がりました。


続いて玄関前のエントランス階段を改修します。

玄関ドアを開けるとすぐにエントランス階段が始まる危険な状態でした。
そこで玄関前の階段にポーチを新設し、安全に出入りできるようにすることになりました。


まずは階段3段分を型枠でせき止め、コンクリートを打設します。


次に化粧ブロックを積んで手すりを取り付け、最後にタイルを貼って仕上がりです。
いったん玄関ポーチへ出て、サイドからアプローチする安全なエントランス階段になりました。


エントランス階段には手すりがありませんでしたので、手すりを新設してさらに安全性を高めます。


屋外のためこちらもメンテナンスが不要なステンレス製の工場製作品を新設しました。


前面道路が狭いため、ガレージへ車を出し入れやしすくするためにエントランス階段の一部をカットします。


コンクリートカッターでまっすぐ切断してから、きれいに削り取っていきます。


削り取った断面をモルタルで成形し、新しいグレーチング(溝ふた)を設置して完了です。
モニター付きインターホンを見やすくするために、踏み段を1段新設しています。

見た目は少し複雑な形状ですが、これだけで車庫入れの動作はかなり軽減されました。

次回いよいよ完成お披露目です。

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森本薫樹
専門家

森本薫樹(一級建築士)

株式会社リフォーム計画室

間取りや内装リフォームの他、住まいの耐震性や耐久性、断熱性など建物の基本的な性能を高めることで耐久年数を上げたり資産価値向上にも尽力。既存住宅の活用していくために依頼主の声から問題の解決を目指します。

森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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