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マンションリフォーム その3

森本薫樹

森本薫樹

テーマ:マンション「バリアフリー」リフォーム


実に4ヶ月ぶりの更新です。

忙しさにかまけてすべて後回しにしておりました。
”今年の工事は今年のうちに!”
これから年末にかけて怒涛の更新ラッシュを目指します。

ということで前回からのマンションリフォームの続きです。
フローリング貼りも完了し、次はマンションにつきものの結露対策です。

築年数の経過したマンションは断熱を施されていないことが多く、特に北側の壁に結露が多く見られます。
(写真は北に面した玄関まわりの壁にカビが発生しているところです)


本格的な断熱工事は現場で断熱材を発泡させて直接コンクリート面に吹き付けしますが、大掛かりなうえ
費用もかかりますので、小面積の施工には不向きです。

そこで簡易の断熱方法として、断熱材と石こうボードが一体になった断熱パネルを部分的に施工します。


上の黄色い部分が断熱材で下の白い部分が石こうボードです。
合わせて2㎝程度の厚みですので、お部屋の面積にもほとんど影響しません。

これを直接コンクリート面に貼り付けることで、結露やカビの発生をある程度防ぐことができます。


北に面した玄関まわりの壁に断熱パネルを貼っていきます。

玄関扉や窓がある場合には、壁の方がパネルの厚み分前に出てくることもありますので注意が必要です。
今回は玄関扉の枠にパネルの厚み分の木を打ち足して塗装をし、元通りの納まりになるようにしています。


断熱を施した玄関に新しい下足箱も設置されました。
床のフローリングと色目を統一することで、スッキリとした空間になるように計画しました。


同じころダイニングには大量の梱包材が運ばれ…


数時間後、新しいキッチンが取り付けられました。

これから仕上げ工事に入り、次回いよいよ完成お披露目です。

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森本薫樹
専門家

森本薫樹(一級建築士)

株式会社リフォーム計画室

間取りや内装リフォームの他、住まいの耐震性や耐久性、断熱性など建物の基本的な性能を高めることで耐久年数を上げたり資産価値向上にも尽力。既存住宅の活用していくために依頼主の声から問題の解決を目指します。

森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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