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森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

マンションリフォーム その2

森本薫樹

森本薫樹

テーマ:マンション「バリアフリー」リフォーム


長田のマンショリフォーム現場です。

カーペットを撤去した後、フローリングを貼る工事が始まりました。
部屋の長辺方向に並行に貼っていきます。(かなり長いっ)


今回使用する床材は、DAIKEN工業の『ワンラブオトユカⅢ』のという製品です。
こちらはマンション用の防音床材で、遮音等級LL-45/⊿LL(I)-4をクリアしています。(軽量床衝撃音)

また製品名のとおりペット(犬)にも配慮されており、すべりにくく足腰に優しい表面仕上げになっています。
それだけでなく引っかき傷や汚れ、水濡れにも強い、まさしくペット同居住宅にふさわしいフローリングです。


でもこちらのマンションはペット対応マンションではなく、実際に犬を飼っておられるわけでもありません。
それでもこの製品を選択した理由は、「ペットが暮らしやすい=人も暮らしやすい」という発想からです。


今回はリビングだけでなく、キッチン・洗面・トイレといった水廻りまでフローリングを貼ることになりました。
そのため、汚れや水濡れに強いといった性能がまず求められます。(写真はトイレです。)


次に今回のお客さまはシニア世代のお一人暮らしであったため、転倒などによる家庭内事故を防ぐため、
あえてすべりにくい性能を持つ床材をご提案させていただきました。


またマンション用の床材は裏に防音クッションが貼ってありますので、歩行感が柔らかいため足腰への負担も少なく、万が一転倒した際の衝撃吸収(貼っていないものと比べて)の役目も果たします。


洗面室です。
巾147㎜の広幅デザインですので、目地も少なく高級感があります。

こちらは配管の関係で床下に空間がありますので、同じシリーズの『ワンラブフロアⅡ』を使用しています。
マンション用の防音材がないタイプでその分価格も安くなります。 また戸建て住宅にも使用可能です。

次回はマンションにつきもののお悩み、結露対策です。

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森本薫樹
専門家

森本薫樹(一級建築士)

株式会社リフォーム計画室

間取りや内装リフォームの他、住まいの耐震性や耐久性、断熱性など建物の基本的な性能を高めることで耐久年数を上げたり資産価値向上にも尽力。既存住宅の活用していくために依頼主の声から問題の解決を目指します。

森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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