クリニックのリニューアルその2
ようやく芦屋のクリニック改修工事が終了しました。
今回はデイケアやリハビリスペースが中心で、医療機器等の設置はありません。
まだ家具や什器類も入っていませんので、ガラーンとしたスペースになっています。
デイケアスペースには多様な映像を映し出すことができる大型の映写スクリーンが設置されています。
大型のセクショナルキッチンも備え付けられ、調理や給仕といった日常の生活動作にも対応しています。
その他にも診察室やリハビリルーム、談話コーナーなど、様々な用途の部屋が配置されています。
こちらは前回コンクリートブロック壁を貫通させて、お隣りのスペースとつなげたお部屋になります。
こうして仕上がりを見るとまったく自然で、まるで始めからそこに扉があったかのようです。
扉には部屋によって換気の必要上、通風・排煙機能を持ったトステムのランマ付きドアを採用しました。
中軸回転式のランマで開口面積が大きく取れ、開閉もフック棒でラクラクという優れモノです。
リハビリスペース内に設置されたシャワーユニットです。
必要最小限ですが、こんなのが会社や作業場にあるとアツーイ真夏にはいいかもしれません。
こちらもウォシュレット付きのシンプルなトイレです。
リネン室です。
排気の関係でガス給湯機が設置できませんので、大型の電気温水器を設置しています。(デカッ)
今回は古巣の芦屋での仕事ということで、なかなか大変な仕事ではありましたが感慨深いものもありました。
須磨から数回往復する日もあり、距離的なアドバンテージを感じることもありましたが、終わってみるとアッという間でした。
当時は工事中だった山手幹線も全線開通し、芦屋川隧道(トンネル)もスムーズに車が流れていました。
今度いつまた仕事で戻ってこられるか分かりませんが、つかの間の芦屋を満喫できたひと月でした…