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クリニックのリニューアルその1

森本薫樹

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テーマ:クリニックのリニューアル


3ヶ月ぶりの更新です。

怒涛のような忙しさが一段落し、ようやくブログに着手することができました。
これから数週間でたまっているネタを順次UPしていきたいと思います。(すべて過去形ですが…)

今回は芦屋でクリニックの改修工事をすることになりました。
商業施設内にあるクリニックで、以前は歯医者さんとして使われていました。


たくさんの方が利用する商業施設ですので、安全のため工事用の仮囲いを設置します。

仮囲いは軽量鉄骨(LGS)と呼ばれる亜鉛メッキを施した鋼材を下地に用います。
この材料は軽いうえに耐火性と施工性に優れ、様々な建物の壁や天井の下地として使われています。

最近では重量を軽くするために超高層マンションの間仕切り壁などにも使われています。


下地の上から石こうボードを貼っていきます。
この石こうボードも非常に耐火性に優れており、住宅をはじめ幅広い建物の壁や天井に使用されています。

今回は化粧石こうボードという表面加工をしたもので、クローゼットなどの収納内部にも用いられます。


工事用の出入り口を取り付け、カラーコーンで歩行者への注意を促して仮囲い完了です。

通路が少し狭くなりますが、しばらくの間ご辛抱願います…m(__)m


仮囲いが出来るとさっそく内部の解体工事の始まりです。

周囲にもクリニックがたくさん入っていますので、大きな音をたてないように注意しながら人力で作業します。


と言いながらも、作業に集中するあまりつい大きな音が出てしまい、お隣りからクレームが出ることも…

作業からわずか数時間で足の踏み場もなくなってきました。


3日がかりでようやく解体完了です。

コンクリートの柱や空調のダクトなどが姿を現しました。
これから新しいクリニックの形にするために設備配管や間仕切り壁などを新設していきます。

とりあえず第一部はこれにて終了…

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森本薫樹
専門家

森本薫樹(一級建築士)

株式会社リフォーム計画室

間取りや内装リフォームの他、住まいの耐震性や耐久性、断熱性など建物の基本的な性能を高めることで耐久年数を上げたり資産価値向上にも尽力。既存住宅の活用していくために依頼主の声から問題の解決を目指します。

森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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