ツーバイフォーの構造補強
垂水の戸建て全面リフォームです。
このところ少々オーバーワークで、ずいぶん久しぶりの更新です。
現場はほぼ完了していますが、音楽教室ということで遮音対策について少し触れておきたいと思います。
今回使用するのは大建工業の遮音シートです。
材質は特殊非加硫ゴム製で、厚さが約3㎜あります。
これを音楽教室と住宅部分を隔てている壁面に新設します。
すき間があかないよう端からキッチリ貼っていきます。
廻り縁や巾木も一度外して、天井から床まで連続した遮音壁となるように施工していきます。
一面黒い壁が出来上がっていきます。
今回は一面だけの施工ですが、これを部屋全周(床・壁・天井)に施工すればより遮音性能が高まります。
遮音壁用のコンセントやスイッチのボックスです。
遮音壁には穴をあけないのが基本ですので、照明のスイッチ等がつく場合はこのボックスを使用します。
せっかく遮音シートを貼っても穴があくと音は漏れますので、すき間が生じないように注意が必要です。
照明器具も天井に穴があかないよう、ダウンライト等の埋込み器具は避けて選定することが大切です。
このあと音楽教室の入口には防音扉を設置し、窓にはペアガラスのインナーサッシを取り付けます。