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森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

外壁の雨垂れを何とかしたい!

森本薫樹

森本薫樹

テーマ:外壁の雨垂れ解消+スレート屋根の塗り替え


今日から垂水で外装のリニューアル工事が始まります。

事の始まりは「外壁の雨垂れが気になるから何とかしてほしい!」とのお電話をいただいたことでした。
現地を見させていただくと、なるほど後付けされた庇の両側から延々汚れが垂れています…

どこの工務店に相談しても、「塗り替えしかありません。ぜひウチで塗り替えを!」の一本槍でお困りの様子。
そこで…ケイミュー株式会社(旧クボタ松下電工外装)の「ツタワンD」をご紹介させていただきました。↓

この商品は樹脂製で幅わずか65ミリの小さな部品ですが、雨垂れ防止に絶大な威力を発揮します。
通常は窓サッシの下などに取り付け、外壁を伝う雨水(サッシに付いた汚れを含んだ雨水)を受け流します。
現在のサッシは雨垂れしにくいですが、後付けの庇はそうではなく、しかも汚れがたまりやすい形状です。

この部品を取り付けたうえで、外壁に汚れが付きにくい塗料での塗り替えをご提案しました。

現物が届きました。
本当に小さな部品です。

さっそく外部足場を組み立てて工事開始です。

まず付属の両面テープで位置を決めて仮固定します。
庇の両端の雨垂れの位置に合わせて付属のビスで固定します。

次に部品の周囲をシーリングします。
これをキッチリしないと、部品の裏を雨水が伝ってしまい肝心の機能を果たさなくなります。
プライマー(接着剤)を塗布したうえで確実にシーリングしていきます。(最も大事なところです!)

取り付け完了です。

取り付けたビス穴から壁の内部へ漏水する危険もありますので、ビス頭もきっちりシーリングします。
(何もここまで盛らんでも…)
シーリングが周囲に少しはみ出していますが、外壁を塗装するときにシーリングにも塗装を被せます。
そうすることによってシーリングが塗膜で保護され、雨垂れを防ぐ効果もより持続することになります。

今回はとてもミクロな、そしてマニアックなお話しでした…m(__)m

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森本薫樹
専門家

森本薫樹(一級建築士)

株式会社リフォーム計画室

間取りや内装リフォームの他、住まいの耐震性や耐久性、断熱性など建物の基本的な性能を高めることで耐久年数を上げたり資産価値向上にも尽力。既存住宅の活用していくために依頼主の声から問題の解決を目指します。

森本薫樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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