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実用新案権の抵触について2

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こんにちは、弁理士の福島です。

今回は、弊所の実績をスタッフ(T)からご紹介します。

業種
■建設業・製造業
□卸売業・小売業
□サービス業

規模
□小規模(従業員数5人以下)
■中規模(従業員数6人以上、50人以下)
□大規模(従業員数51人以上)

相談分野
■特許・実用新案・意匠
□商標
□著作権・不正競争防止
□補助金

1.相談の内容
 株式会社A社は、ある物品の製造販売を企画しています。この企画物品Cが、他社の登録実用新案、登録意匠に抵触しているかどうかの問い合わせがありました。

2.解決策
 まず、企画物品Cの特徴について他社の登録実用新案をj-platpatで調べて確認したところ、他社の登録実用新案Dを発見し、実用新案登録請求の範囲を確認したところ、企画物品Cの特徴と異なる点で権利化されていることを確認しました。したがって、企画物品Cは他社の登録実用新案Dに抵触していないことを確認しました。
次に、企画物品Cの形状について他社の登録意匠をj-platpatで調べて確認したところ、他社の登録意匠Eを発見し、その図面を確認したところ、企画物品Cに類似する形状で権利化されていることを確認しました。したがって、企画物品Cが登録意匠Eに抵触する可能性があることを確認しました。したがって、企画物品Cに関して、設計変更が必要であるという結果になりました。

3.結論
 企画物品について、他社の権利に抵触しているかどうか不明な方は、弊所にご相談下さい。

英文

1. Content of the consultation
Company A is planning to manufacture and sell a certain item. We received an inquiry as to whether this planned item C infringes on the registered utility model and registered design of another company.

2. Solution
First, we searched for other companies' registered utility models for the characteristics of planned item C on j-platpat, and found another company's registered utility model D. We confirmed the scope of the utility model registration claim and confirmed that it was patented in a different point from the characteristics of planned item C. Therefore, we confirmed that planned item C does not infringe on other companies' registered utility model D.
Next, we searched for other companies' registered designs for the shape of planned item C on j-platpat, and found another company's registered design E. We confirmed the drawings and confirmed that it was patented in a shape similar to planned item C. Therefore, we confirmed that planned item C may infringe on registered design E. Therefore, we concluded that a design change is necessary for planned item C.

3. Conclusion If you are unsure whether your project infringes on the rights of other companies, please contact us.

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発明者との綿密なディスカッションにより特許出願書類の精度を高め、1年以内という早期特許取得を目指しています。補助金・助成金の活用や兵庫県内の企業をつなぐマッチングにより、新規事業創出のサポートも。

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